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東芝のダビング10対応録画機器

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東芝は、販売していたHD-DVDからの撤退を発表しました。

理由は、ソニーのBlu-ray Discとの規格争いに敗れたからです。

その主な要因は、Blu-ray Discと比較し、記憶容量が6割程度しかない事があげられています。

過去、VHSとベータマックスで行なわれた規格争いにおいても、録画時間で上回っていたVHSが勝利した事からも、この要素が大きいというのは明らかです。

そんな流れが徐々にHD-DVDの価値を薄め、2008年に入ってから、大手のスーパーマーケット、映画会社がBlu-ray Discを支持したことで、HD-DVDの6年の歴史に終止符が打たれたのでした。

そんな東芝が、今後次世代DVDレコーダーに着手して行くかどうかは2008年現在では不明ですが、ダビング10の運用が始まる2008年7月の段階において、東芝の既製品でダビング10に対応する機種は、5種類です。

もちろん、HD-DVDレコーダーがその中に含まれている事はなく、DVDレコーダーのみです。

東芝がHD-DVDの撤退を2008年2月に発表した理由の一つに、ダビング10の存在があったからかもしれません。

この規制に既存のHD-DVDを合わせるとなると、技術費、人件費が掛かってしまうので、その前に撤退してしまおうという考えがあった可能性はあります。

結果的に、ダビング10が次世代DVDの規格争いに決着を付けた、と言えるのかもしれませんね。